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2015.5.1
MOTO SASAKI

MOTO SASAKI

<MOTO SASAKI>

『BMXのトップライダーであり、先駆者。
だれかと同じは嫌だから、Luminoxを選びました。』

―BMXと出会ったきっかけは?


もともとテニスのプロを目指していたのですが、高校に入ってすぐケガをしてしまい、
リハビリでジムへ通っていました。
その時乗っていたママチャリが盗まれてしまって。新しいのを買おうと友達に
かっこいい自転車はないかと聞いたら、「クルクル回ったり、飛んだりできるよ」と勧められ、
何もわからずBMXを買いました。

それに乗って友達と遊んだり、ジムへ通ったりしていたのですが、
たまたま公園でBMXに乗ってクルクル回っている人がいたんです。
遠くで見ていると、「BMX乗ってるじゃん。何か技できるの?」と話しかけられ
「街乗りだけです」と答えたら、「そのBMXは街乗り用だから技はできないね」と言われた。
せっかく買ったのに偽物だったことが悔しくて、すぐに本物を買ってBMXに挑戦しようと思いました。


―友達の推薦と公園での偽物発覚。偶然が2つも重なったんですね。

さらに偶然があって、公園で出会った人が日本で20名いるBMX FLATLANDのプロライダーだったんです。
「これできる?」って技を見せてもらい挑戦してみるんですが、見た目は簡単なのにめちゃくちゃ難しい。
テニスを本気でやっていたので、体力には自信があったのになぜかできない。
何とか技を覚えたいと練習をつづけていくうちに楽しくなってきて、
気がつけばプロライダーを目指していました。


―そして日本でプロライダーとなり、さらに世界へ目を向けた理由は?

自分と同世代の人がプロに上がっていたこともあり、
絶対に追い抜けると思って日本のプロライダー資格を取りました。
そして、全日本選手権のプロクラスで優勝した賞金で、人生ではじめて世界大会へ出場したんです。
結果は6位。今度はその賞金で世界一大きなドイツでの大会に出場しました。

世界中から約80人ものプロライダーが集まるドイツの大会。
まったく無名の僕はダメもとで予選へ挑んだのですが、なんと3位通過で決勝へ進みました。
そして決勝のメンバーを見てみると、ビデオで研究していたライダーばかり。
BMXだけで生活している世界のトップライダーです。結局13位に終わりましたが、
この大会を通してBMXのトップを狙えると感じ、考え方を世界へ向けました。


―世界へ目を向けて、何か変化はありましたか?

例えば、日本が雨で練習ができなくても、海外は晴れでライバルは練習できている。
例えば、アルバイトで練習ができなくても、海外のBMXだけで生活しているライバルは練習できている。
天気や仕事を言い訳にしていたら世界に絶対追いつけないと感じ、
24時間練習に重点を置く生活に変わりました。

MOTO SASAKI


―佐々木選手の練習はハードだと聞きます。

圧倒的に練習量が多いと思います。
正直、自分にセンスがあると思っていません。
BMXのおもしろいところはセンスを練習でカバーできるんです。
技やバランスの種類も多く、全部極められる人はいない。
逆に考えれば、たくさん練習をして極めていけば、身体能力が劣っていても、
バランス感覚がなくても、勝てる競技なんです。なので、毎日限界まで練習しています。


―それだけハードだと、ケガへの恐怖はありませんか?

世界のトップ10が目標なら、僕はオリジナルの技があるし、
他のライダーよりもスキルがあるので、ハードな練習は必要ないかもしれません。
しかし、1位を取らないと結局は負けなんです。

最近は特に危険な技を練習していて、ケガをして競技人生が終わると頭をよぎる瞬間もありますが、
技をあきらめて1位を取れないのなら競技人生が終わっているのと同じ。
その悔しい想いをするなら、ケガをしても挑戦する方に意義があると考えています。

指の関節はほとんど曲がっていますし、手のひらの皮もむけてボロボロですが、
毎日ハードな練習を積まないとこの状態にはならないので、この手は僕の誇りですね。


―そのモチベーションの秘訣は?

僕が引退する時、後世に技を受け継いでほしいと思って競技に挑んでいます。
大会だけを意識すればそこまでハードにしなくていいかもしれません。
しかし、引退までの短い時間で歴史に名を残すライダーになる目標があるので、
休んでいる時間はなく、モチベーションが下がることはほとんどありません。

僕のパフォーマンスを見た観客やライダーが「やっぱり元は違うな」と感じて、
将来のプロライダーたちの刺激になれば良いですね。

MOTO SASAKI


―練習へのこだわりを教えてください。

自分がやろうとしていることはお手本がないので、すべての練習メニューは自分で考えています。
昨日の自分に勝つということを意識して毎日ノルマを設定し、ケガをしない限り絶対にクリアする。
この練習を10回やると決めたのに9回で終わってしまうと、
明日も明後日も9回でいいやとだらけてしまうからです。

また、1時間練習したら5分休憩するといった時間管理も徹底しています。
気分で技を変えたり、技ができなかったら別の練習をやったり、ころころ内容を変えるライダーが多いので、
後輩から「元さんの練習を見ているとすべてが組織化されていますね」とよく言われます(笑)。


―経営者の話みたいですね。

考え方がアスリートぽくないんです(笑)。

後輩には、すべての日常にちゃんと意味を考えて生活しなさいと教えています。
例えば、友達と遊びに行く時でも無意識に遊ぶのではなく、もっと仲良くなりたいとか、
新しい情報が入ったらいいなとか意識をすれば、聞く耳をもっと持てるし、
自分の成長も感じられますからね。

MOTO SASAKI


―佐々木選手の代名詞とも言えるMOTOスピンの、開発秘話を教えてください。

1年間すべての大会をキャンセルして新技を開発していた時に、偶然ひらめいたんです。
人間って足を閉じていてもバランスをとれますよね。
それと同じで、片足を思いっきり高く上げてもバランスがとれると思ったんです。

※MOTOスピンをはじめ、多彩な技のムービーはこちらから。
http://motosasaki.p2.weblife.me/video.html


―MOTOスピンの習得にはどれほどかかりましたか?

MOTOスピンで世界一をとったほどですから、もちろんかなりの難易度でした。
でも、この技を思いついた時は本当に震えて、どんなことがあっても実現させようと思った。
フィギュアスケートなども参考にしながら、絶対にバランスはとれると信じて練習を重ね、完成させました。

MOTOスピンは簡単に言うと、技のバランスのとり方を新たに開発したということです。
いままでになかった概念なので、他の技との関連性もなくゼロから体に教え込まないといけない。
だから、プロライダーでもMOTOスピンを覚えるのはすごく難しいんですよ。


―MOTOスピンを披露する時などすごい盛り上がりだと思いますが、歓声は聞こえていますか?

ものすごく聞こえます。無の境地とかはないです(笑)。

残り時間を英語で聞く必要があったり、歓声を聞いて自分のパフォーマンスが
どういう状況か冷静に判断して技の組み立てを考えたりするので、
大会中は耳が尋常じゃないくらい研ぎ澄まされます。
フランスの大会などでは約5万人の観客がいますが、
1人でも野次を言ったら聞こえるほどです(笑)。


―技を考える際、どこからインスピレーションを受けますか?

普段の仕事とか生活から受けますね。

例えば野球のピッチャーを見て、右腕で150キロ投げるけど、
いきなり左腕で150キロ投げたら面白いだろうな。
BMXも右回転の技をいきなり左回転でやったらみんな驚くよなとか、
自分なりの視点に置き換えています。

世界を取るためには常識を覆すことが必要ですからね。


―いま開発中の技はありますか?

1年半かかっていて、いま最終段階の飛び系の技があります。

飛び系の技は普通、飛んで着地の場所に足がつけばバランスをとるだけなんです。
でもいま挑戦している技は、何千回やってもバランスがとれない。
偶然できても1週間くらいできなくなる。このまま一生無理なんじゃないかと思った時もありましたが、
いまは200回着地して1回成功しています。成功率で言うと0.5%ですが、
90%まで持っていかないと本番では50%になりません。

この気の遠くなる作業を積み重ねて、
8月か10月に開催される日本での世界戦で披露したいですね。


―それほど難しい技に挑戦している理由は?

どんなに優れていても、流行はフォロワーがいてはじめて生まれるんです。
でもMOTOスピンは革新的過ぎて、だれも真似をしてくれない。もう5年も経つのに(笑)。
興味半分で真似をする人はいるのですが、ケガをしたっていうクレームしか聞きません。

一方で僕自身は、初期のMOTOスピンから難易度は数十倍のレベルになっているので、
これ以上進化をしても周りの評価が追いつかない。
だったら進化をいったん止めて、みんなが難しいと評価する、
危険すぎてだれも真似をしない技を完成させて、
「でもやっぱり、MOTOスピンの方が難しいよ」と言いたい。これが理由ですね(笑)。


―その技を特別に教えてもらえませんか?

3回も世界チャンピオンをとって、勝ち過ぎてつまらなくなってBMXをやめたライダーがいるのですが、
彼のキックフリップという技です。

MOTO SASAKI


―数ある時計ブランドの中で、スポンサーにLuminoxを選んだ理由は?

技を選ぶ時、はじめに考えるのが見た目です。
だからLuminoxも、かっこいいからというのがいちばんの理由です。

また、トップライダーであり先駆者でいなくてはと考えているので、だれかと同じは嫌なんです。
アクションスポーツに革命を起こしたい想いもあり、Luminoxへアプローチしました。


―まさにLuminoxも、佐々木選手のような挑戦する人に選ばれるブランドでありたいと思っています。

まさか本当にサポートを受けるとは思ってもいなく、本当に奇跡的な出会いです。

BMXライダーにとって腕時計って、唯一のおしゃれなんです。
ネックレスは遠心力がかかるし、指輪はハンドルに引っかかってミスにつながる。
すごく繊細なんですが腕時計は邪魔にならない。特にLuminoxは軽いし、まったく気になりません。


[佐々木選手着用モデル]
競技中:RECON NAV SPC 8830 SERIES Ref.8831
Ref.8831
競技以外:NAVY SEAL STEEL 3200 SERIES Ref.3210
Ref.3210
※佐々木選手は付属のNATOストラップに付け替えて着用。


―佐々木選手はイベントやメディアへ積極的に関わっていますよね?

残念ながら日本ではまだまだ、BMXはマイナー競技です。

しかし僕がBMXで生活できると自信を持ったフランスの大会では、観客が5万人もいる。
そして試合ごとに大歓声やブーイングで大興奮する、日本でいう野球みたいな感じです。
これを味わった時、僕はBMXにすごく自信が持てた。
オリンピック競技ではないけれど、人々を惹きつける何かがある。
同じ人間なんだから、日本でも魅力は絶対に伝わるはずです。

トップライダーである僕がいろいろな活動をすることで、BMXの普及につながればと思っています。


―まさに日本のBMX界を開拓している感じですね。

そのためにも、メディアも、イベントも、ファンも、スポンサーも、
応援するというよりは、一緒に戦う仲間になっていただけたら嬉しいですね。


―佐々木選手が考えるBMXの魅力とは?

BMXはフィギュアスケートによく例えられますが、最近僕は格闘技に例えます。

ボクサーが一発のパンチで相手をKOするように、
トップライダーは成功率が20%、10%の技を一発で決める。
大会ではアドレナリンが大量に出ていて、死んでもいいから技を決める気持ちでいます。
その気迫が観客へ伝わり、そして技が成功した時、
ライダーと観客が一体となって喜ぶ感動を、ぜひ大会に来て味わってほしいです。

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―最後に、今年の目標を教えてください。

世界一を取ることがいちばんの目標です。
そして今年は30歳という節目の年。僕の想いに共感して一緒に戦ってくれる仲間も増えてきたので、
世界一を取った次のプロセスを、積極的につくっていきたいです。

あとは、まさかこの年齢でこれほど危険な技に挑戦するとは思っていなかったので、
ケガをしないことも目標ですね。


佐々木 元(ささき もと)
BMX FLATLANDの世界トップライダー。
2010年、2011年にはBMX界のアカデミー賞NORA CUPをアジア人初の2年連続受賞。
Luminoxは2014年からスポンサーに。

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